エアコン室外機・冷媒管、自動車、太陽光発電での応用例

断熱粒素ヒートカットパウダー

エアコン室外機への断熱塗装は日射の無い熱帯夜や冬期でも節電効果は絶大です!

ヒートカットパウダー断熱塗装で冷房/暖房パワーを強化
夏の日射対策では室外機に日差しを付けて陰を作る等の簡易的な省エネ法は有りますが、ヒートカットパウダーによる断熱塗装は日射の有る無しに関わらず冷媒熱を保温しますので、冬場の冷たい外気に晒されても配管からの逃避熱を堅固に守ります。太陽光反射塗料との違いは日射のない熱帯夜の環境で計れば一目瞭然。室外機の日射遮蔽対策で節電効果が有るのは夏日の昼間だけ、寒冷期には暖かい日差しをも遮って逆に電力使用量を上げてしまいます。

★★エアコン冷暖房強化策は室外機/冷媒管の断熱塗装と室内機の空調熱交率UPがあって最大の効果を発揮します、室内機対策用のダイナミックフローが有れば更に2~3℃節電+永久脱臭が可能です。ダイナミックフローの詳細はこちらから

遮熱塗装で電力各社の大幅値上げをフルカバー!

実施機種:
FUJITSU AS-S28W 2010年省エネ達成率112%
エアコン本体に消費電気代が表示されるモデル

室内機設置箇所:和室6畳
室外機設置箇所:ベランダ(室外ダクト3メートル)

↓ 横にスライドをして内容をご確認下さい。

平成24年 最高/最低温度 運転時間
夜間のみ
電気代 時間当たり
HCP施行前 8月3日 36.7/26.6 8H 35円 4.4円
ダクトのみ断熱 8月10日 33.8/25.4 8H 20円 2.5円
+室外機断熱 8月15日 32.3/26.9 8H 13円 1.6円

効果:
電気代が大幅に削減、夜間で日射が全くないものの大きな断熱効果が確認出来た。
塗装前に比べて強烈に冷房が効くので設定温度を上げて使っている。

上記データは敢えて日差しのない夜間分を計測したものです。環境温度を断熱することでダクトなどの冷媒回路から逃避する無駄な熱量分を保温してエネルギー効率を向上させた実証試験です。 冬期では冷たい冷気に奪われる熱量が抑制されますので再加熱に要する電力消費量は夏より大幅に節約されます。

塗装箇所は室外機筐体と外側の配管(ダクト)部分だけ、配管はパイプカバーで被服されているだけの為、配管部の長さに比例して熱損失量は増加します。断熱塗装による節電効果は配管が長いほど高くなります。

塗装要領
ダクト部:HCP混合率20%(下塗り:リメークプラ、上塗り:シリコンセラUV)
室外機:HCP混合率25%(下塗りリメークプラ、上塗りロックペイント 水性シリコン建物用)
塗装部位:室外機筐体外板、ラジエーターフィン部を除く

ヒートカットパウダー塗装による節電シュミレーション(下記)をご覧頂だけば、エアコン稼働時間の長さに比例して工事代金を早期に回収出来る事がお分かりになると思います。
尚冷暖房熱の外部逃避を遮断する外壁への断熱塗装があれば、四季を通じた保温効果で回収速度は更に加速します。
こちらのPDFファイルを御参照ください。
※熱貫流面積を200㎡とした概算値です、電力料金(KWhr)は家庭用と事業者用では異なります。

室外機+冷媒ダクト断熱塗装による業務用エアコン節電対策

★ファミリーレストラン
サンマルク宝塚店では既設空調器をフル稼働しても酷暑の遮熱対策には十分な余裕が持てないと危惧されていた。 しかしながら夏休み中の繁忙期でもある為休業を伴う設備の更新や屋根の遮熱工事も出来ないとので営業中でも施工が可能な室外空調ユニットと冷媒配管へのヒートカットパウダー塗装のみで乗り切る事とした。

室外機・配管遮熱施工例
室外機・配管遮熱施工例

施工現場 兵庫県宝塚市 サンマルク宝塚店
塗装箇所 屋根部に設置されたエアコン室外機+室外の配管のみ
塗装仕様 塗料重量に対しヒートカットパウダー20%を混合
温度計/設置箇所 TR-52 ロガー付き/屋上4箇所
計測期間 平成25年8月20日より8月30日迄
施工実施店 株式会社コバック 兵庫県芦屋市打出町

測定データー表(8/21~8/30)

8月21日のデータ

時刻 未塗装面 塗装面 温度差
9:00 37 34.5 2.5
10:00 41.3 37.6 3.7
11:00 64.5 52.2 12.3
12:00 66.2 52.3 13.9
13:00 47.3 41.3 6
14:00 44.4 39.7 4.7
15:00 55.1 47.5 7.6

室外機・配管を循環する冷媒温度が外気温の影響を受けなくなった事で日中ピーク時でも店舗内温度を余裕のパワーで賄うことが出来、約20%の節電効果が有った。
なお11/12月の冬期消費電力は前年同月比約30%向上していたとの報告があった。

屋上室外機と冷媒管断熱塗装による電力削減効果

エアコン動力部の熱交換機で発生した熱量の大半は室外機と冷媒管の断熱性能の低さから通年外気に無駄に放熱されています。一般的にはエアコン電力消費の大敵は夏場の日射熱と思われていますが実際は日射の無い熱帯夜や寒い時期のほうが遙かに長時間でその間は気温の変化に比例して逃避熱量分を損しているのです。更に冷媒管(空調ダクト)は長い程、逃避熱量が大きくなりますので徹底的な断熱塗装は絶対必要条件になります。

★夏場と冬場の空調電力消費量を在阪ゲームセンターの業務用エアコンで比較しました。昨今の高騰する電気代(Kwh)を代入すれば断熱塗装の施工費は1年未満で回収可能です

年間電力消費量の推移、削減効果はこちらのPDFファイルを御参照ください。

キャンピングカーのソーラーパネル放熱で発電効率を劇的に向上

太陽光パネルへの施工
2008年 東京大学大学院建築学の発表によればソーラーパネル裏面にセラミック中空バルーン応用の断熱塗料を塗装したところモジュールの温度上昇を防ぎ開放電圧の低下率が10%程度改善することを確認したとある。
こちらのPDFファイルを御参照ください。

自動車断熱への応用例

自動車遮熱の応用例

ヒートカットパウダーだからこそ出来る 防錆・防音・断熱塗装
寒冷地・沿海部の車輌下回りの錆、路面からの輻射熱、うるさいタイヤ音を一挙に遮断!

降雪や路面凍結の多い地域は、路面の融雪対策として塩化カルシウムの散布が広く行われ、沿海部でも塩害による腐食でエンジン底部並びに床面の腐食が加速度的に進行する。シャーブラック塗装といえども塗膜厚が薄い事もあり十分な効果を発揮出来ずハイコストの防錆アンダーコートを余儀なくされている。断熱粒素ヒートカットパウダーをシャーシーブラックに撹拌混合して、車輌底部に2~3回の重ね塗り塗膜を形成することで、塩害による錆止め対策と荷室の断熱・保温(路面からの冷熱、および夏場の熱射)を一挙解決します。シャーシーブラックの断熱塗料化はヒートカットパウダーにしか出来ません、降雪地域や離島沿海部の車輌塗装業者さんには一押しのビジネスモデルです、是非ご検討ください。

★防音効果はビフォーアフターで約10デシベルありタイヤノイズの抑制に効果大
詳細データはこちらをご参照下さい

★油性塗料による結露/防錆防止・密着性試験データ
こちらをご参照下さい

タービンへの施工例(実施車両:スバル レガシー)

ヒートカットパウダー記事(自動車工学)NO.1
ヒートカットパウダー記事(自動車工学)NO.2
ヒートカットパウダー記事(自動車工学)NO.3

軽トラックの断熱施工例

オートメカニック7月号記事1ページ目
オートメカニック7月号記事2ページ目

●フォークリフト屋根部にヒートカットパウダー塗装

フォークリフト車の断熱施工 フォークリフト車の断熱施工
フォークリフト車の断熱施工 フォークリフト車の断熱施工
ヒートカットパウダー塗装施工前の数値 ヒートカットパウダー塗装施工後の数値

●冷蔵トラックにヒートカットパウダー塗装を行いました

兵庫県内のスーパーに食品を定期配送するトラックは、庫内を一定の温度に保って、食品の鮮度が落ちないようにに荷台が冷蔵庫になっています。
冷蔵庫を冷やすために燃料が使われますが、最近のガソリンや軽油の高騰で、運送コストがうなぎ登りに上がっています。カーボンオフセット塗装をすることで、荷台の表面温度が20℃〜30℃下がり、燃費の向上が出来ます。

冷凍コンテナ車の断熱施工 冷凍コンテナ車の断熱施工

●冷蔵コンテナ車への断熱施工データ

テスト実施車輌: 軽トラック コンテナサイズ: L 168cm W 121cm H 112cm
壁面断熱材の厚み: 75mm 冷蔵能力: マイナス20℃迄対応
ヒートカット塗装: コンテナルーフ 外側に膜厚0.5mmで塗装
比較テスト方法:外部環境温度と冷蔵コンテナ内温度の差異をほぼ同等の外気温環境で計測

↓ 横にスライドをして内容をご確認下さい。

時系列 未塗装 断熱塗装後
外部環境温度 庫内温度 外部環境温度 庫内温度
午前6時 21.7℃ 1.1℃ 23.3℃ -7.8℃
午前7時 24.4℃ 1.7℃ 23.9℃ -5.6℃
午前10時 26.7℃ 4.4℃ 26.1℃ -4.4℃
午後12時 29.4℃ 6.1℃ 30.0℃ -4.2℃
午後1時 30.0℃ 7.2℃ 31.1℃ -3.9℃
午後2時 34.0℃ 8.7℃ 33.8℃ -0.5℃
午後4時 36.7℃ 10.0℃ 37.5℃ -0.5℃

未塗装車と断熱塗装車の庫内温度差は平均で約9.5度, 一般的な冷蔵輸送の庫内温度基準は摂氏3度から10度となっているので今回の未塗装車でも性能は満たしているが、断熱塗装があれば加冷却となりますので無駄なエネルギー消費を大幅に圧縮することが可能になります。 またこの程度の温度差は普通トラックのドライバンでも可能であり、盛夏日中は庫内温が60度以上に上がる事もありますので貨物の種類によっては高温で劣化が危惧される荷もあり物流保全には必須な断熱対策と言える。
なお冷媒配管に断熱塗装を施すことで、逃避熱を最小限に押さえることで更なる省エネ、燃費向上も可能になる。

大学研究室が行った 5トン物流コンテナ(全面塗装)での遮熱研究を参照
川上研究室 - 公立大学法人首都大学東京 産学公連携センタ

http://www.tokyo-sangaku.jp/file_cabinet/research_pdfs/02-032-033.pdf

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