断熱粒素ヒートカットパウダー

住宅屋根の遮熱施工例

コンクリートパネル工法 2階建 陸屋根にヒートカットパウダーを用いた水性塗料をコーティングした場合
使用塗料: 屋根用水性エマルジョン塗料
混合率:塗料重量の約20%
塗装色: 白、  重ね塗り: ローラで3回
外気温度:36℃

施工前 施工後 温度差
屋根の表面温度 63℃ 40℃ 23℃
2階室内温度 40℃ 31℃ 9℃

主な生活空間である1階は2階より2℃程低くなりエアコンの設定温度は
最小限度に止めることが出来た。
エアコンの温度設定を1℃上げる毎に約10%の消費電力の節減が可能です。

外壁塗装の施行記録

大阪市内 築30年以上の戸建て木造住宅
塗装箇所:モルタル外壁、軒、鉄製雨戸、鉄柵、ベランダを含め総面積145㎡

混合量の計算に関して

混合比:塗料重量の約20%、この場合では15Kg缶に対しHCPは3Kg(8.2L)となり、中塗り、上塗り2回分の必要塗料を15Kgx3缶=45Kg HCPの必要量を45x20%=9Kgと想定した。

塗装工程及び使用塗料/HCP使用量について
塗装種類 塗料メーカー 塗料缶 一缶当たり
重量(Kg)
使用量
(缶)
1缶当たり
HCP使用量(缶)
下地塗 スズカファイン リメークプラ 16 1.5 ※不使用
中塗り(マスチック塗装) スズカファイン リメークプラ 16 9 428
上塗1 日本ペイント シリコンセラUV 15 1.5 2,000
下塗2 日本ペイント シリコンセラUV 15 1.5 2,000
ヒートカットパウダー総使用量
外壁 9,852g
エアコン室外機 165g
雨戸・軒板(木部・鉄部塗装) 290g
10,307g

実施作業要領

  • 塗料とHCPの分散性を考慮して15Kg 缶の半分量にHCP500g程を加えながら攪拌した。
  • 塗装上の注意点:下地の吸い込みを極力抑える為に下地プライマーにはHCPを混ぜなかった。
    なお塗装耐久性をあげる為に中塗り1、上塗り1の2回ではなく敢えて薄塗りで3回にした。
    塗装後のモルタル壁の表情はマッド調、色合いはパステルカラーで上品な仕上がりになった。
  • その他の施工箇所:エアコンダクト及び室外機4台
    (2.8KWx2、4.0KWx1,2.2KWx1)

効果について

外壁塗装と組み合わせた結果約30%電気代が削減され、塗装前と比べエアコンの冷却能力が高くなった事で設定温度が1~2℃高く出来るようになった(施工前25℃→施行後27℃)

施工者よりのコメント

ヒートカットパウダーの使用量と塗料は多少多めに用意する必要がある、外壁塗装では想定の1.2倍であった。古壁のリフォームでは塗料の吸い込みが有る為実際に塗ってみないと分からない。
作業性については特に問題は無い(ヒートカットパウダーを混ぜる作業以外は普通塗装と同じ)

東京都練馬区石神井保育園 屋根遮熱断熱塗装工事(2011年6月)

ヒートカットパウダー施工例1ヒートカットパウダー施工例2

農林水産省 施設(2011年6月)

ヒートカットパウダー施工例7ヒートカットパウダー施工例8

大阪府高槻市住宅(2011年4月)

ヒートカットパウダー施工例9

神奈川県横浜市磯子区住宅防水塗装工事(2010年11月)

ヒートカットパウダー施工例10ヒートカットパウダー施工例11

内装用塗料に混ぜることによって、断熱性能に吸音機能を付加することができます。

吸音効果と遮音効果のデータ
吸音率とは音が壁で反射されることなく吸収される割合で、高ければ反響音が無くなるので、音源を大きくしなければ聞き手に伝わらず、又低ければ反響音が重なりすぎて不快な騒音となりますので、適正な吸音率が求められます。
ヒートカットパウダーの吸音効果報告
集合住宅・ホテル客室の平均吸音率(大成建設技研のデータを参照)

建築物 周波数(Hz) 125 250 500 1K 2K 4K
ホテル 客室 平均値 0.16 0.2 0.22 0.2 0.18 0.19
集合住宅 洋間 平均値 0.10 0.12 0.13 0.13 0.13 0.14

集合住宅の場合、吸音率は0.10~0.13の間でとどまっているのに対し、ホテルは250Hzから2Kまでの広い周波数で吸音率0.2が保たれています。ホテルの吸音率が高いのは室内のプライバシー性を保ち、隣の部屋に音が伝わらない様にする目的となりますが、ヒートカットパウダーも1500Hz~2000Hzまで吸音率0.2近くを保持し室内の音を外に漏らさない効果があり、また外部の騒音は室内に響いてこなくなります。

ヒートカットパウダーの音響透過率

ヒートカットパウダー塗装 塗膜厚0.4ミリは施工前がどの周波数レベルでも音圧を約10db下げることが可能です。更に塗膜厚を増すことでD値1級以上が推奨されるマンション、ホテル、オフィスにも対応が可能です。

ヒートカットパウダー混合塗料の防音効果測定

株式会社アンク様(パチンコ屋さん)の会議室にて、ヒートカットパウダー施工を行いました。
※施工業者 あんしん塗装店 ペイントコバック

アモーレ店舗画像
アモーレ会議室

養生
ペイントコバック養生1
ペイントコバック養生2

塗膜塗布
ペイントコバック塗膜塗布1
ペイントコバック塗膜塗布2

施工中
ペイントコバック施工中1
ペイントコバック施工中2
ペイントコバック施工中3
ペイントコバック施工中4

音響測定
音響測定マイク

測定範囲:30 ~ 130 (A特性)=普通の騒音
35 ~ 130dB(C特性)=低周波の計測に使用

精度:±1.5dB 基準デジベルは@1kHz時
測定レンジ:30~80dB、50~100dB、60~110dB、
80~130dB、30~130dB

周波数範囲:31.5Hz~8.5KHz
分解能:0/1dB
動態特性:FASTモード/SLOWモード

FASTモード:通常の測定モード
SLOWモード:騒音振幅の平均レベルを測定
サンプルレート: 2回/sec

表示:4桁LCD バックライト付き

計測方法
音響測定テストの図
騒音実験
社長室から会議室に向けて最大ボリュームで騒音を発生させます。

計測結果
社長室からの騒音レベル

配膳室からの騒音レベル

ビフォーアフター
施工前では平均70デシベルだったが、施工後は平均60デシベルに下がりました。
隣室が大規模パチンコホールの為、通常防音施工は行われていたが遮音レベルは一般のオフィスビルの静音性とは比べようもく劣悪な環境下で、配膳室や社長室からの話し声が漏れ出していましたがヒートカットパウダー防音施工後は全く聞こえなくなりました。 当該防音塗装時のパウダー混合率は重量比で25%, 塗膜厚は0.3ミリであったにも関わらず、音圧計測で約10デシベルの低下を実証しかつ体感による静粛性も施主様並びに多くの従業員さん達より高い評価頂きました。

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